日々のモヤー

「彼らは世界にはなればなれに立っている」

2025.6.11

脳梗塞になった母親が、本を読むのが辛いと言っていたのに、久しぶりに面白くて読み耽ったと言って、だいぶ前に「未明の砦」と一緒に借してくれた。「未明の砦」はハードカバーで、こっちは文庫本だったので、電車で読む本として、先にこっちから読んでみた。

最初の方、世界観を掴むのに時間がかかったけれど、把握したら一気読み。

架空の世界のファンタジー要素もある話だったけれど、これは現代社会への風刺だし、これから起こりうる未来でもあると思った。
登場人物が報われなすぎて辛いけど、現実そのもの。社会で生きていく上での一人一人の責任、行動を重く感じた。どうしても親目線になって、子どもの未来のために、自分ができることはなんだろう...と考えてしまう。

作者は、テレビドラマ「相棒」の脚本家としても知られているらしい。

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